鎮座地 〒740-0017 山口県岩国市今津町6丁目4-2  tel 0827(30)3333

岩国白蛇神社

御由緒と神様

田心姫神
湍津姫神
市杵島姫神
わが国最古の史書『古事記』に「天照大神が弟である須佐之男命と天安河を隔てて誓約」された時、狭霧の中に生まれ給うた」と記されている神で、 福岡県玄海町の宗像大社に祀られている三女神として、古くから海上守護の霊徳を仰がれていた神である。

宇迦之御魂神
『日本書紀』では伊弉諾・伊弉冉の二神の子となっており、食物の神・稲の霊とされている。

宇賀弁財天
穀物神・福神として民間に古くから信仰されている神で、京都伏見稲荷大社の御祭神でもあり、五穀豊穣のみならず衣食住、商工業の幅広い神徳が仰がれている。



当神社は、広島県廿日市市厳島神社(世界遺産)の御祭神を勧請し、平成二十四年十二月十六日鎮座祭を斎行し創建されたものである。
尚、当神社はこの今津の地域の人々をはじめ多くの岩国市民の長年に亘る白蛇(天然記念物に指定)への保護と信仰に基づき、昭和三十年白蛇保存会の設立より半世紀を経ての悲願が結実したものである。
古来より日本人は白色した動物を神々の化身として神聖視し、いつの時代も大切に守られてきたことから、鼠の害から米蔵を守ってきた白蛇をいつの頃からか弁財天(インドの水の神)と習合し、岩国各地に白蛇堂や祠が創られるに至った。
そして、今日では特に金運・商売繁盛・健康長寿を呼ぶ神様として多くの参詣者がみられる。

当神社の隣には白蛇資料館(一般財団法人白蛇保存会)と屋外飼育施設(岩国市教育委員会)があり、生きた天然記念物の白蛇を観覧することができる。
また、岩国城ロープウェイ乗り場のある吉香公園内には白蛇横山観覧所があり多くの観光客が訪れている。

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